
京都大学「私学経営アカデミー」に
「学び~と」を採用
文部科学大臣認定 職業実践力育成プログラム「京都大学 私学経営アカデミー」に、モデル学習管理システムとして学び~とが採用されました。
この事例のポイント
- 関西圏での私大の経営層・管理職等のみなさまに、私大運営のノウハウを「経営アカデミー」という形で開催し、eラーニングを活用した教育手法の価値を伝えました。
導入企業プロフィール
国立大学法人 京都大学
1897年に創立以来、京都大学では「自由の学風」を謳っています。
先日、ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった本庶教授をはじめ、日本の自然科学系3賞の受賞者23人のうち、京都大学ゆかりの研究者は10名を数えます。 本事例掲載時(2018年10月現在)
今、その京都大学がリーダーとなり関西の私学経営の再教育に乗り出しました。今後の大学教育においてeラーニングの活用は重要ポイントであると位置づけ、関西の各大学に啓蒙しています。
育成プログラム
京都大学「私学経営アカデミー」について

京都大学「私学経営アカデミー」は、学校管理運営全体を把握することができる私学経営について学ぶことを通して、教育、学校のあり方、学校運営等について幅広く造詣を深め、これからの教育の場のフロンティアで活躍していただく人材の育成を支援するプログラムです。「職業実践力育成プログラム」として、文部科学大臣の認定を受けています。
私学経営を通して、経営分析力、改善策の提案等が可能な総合的なデザイン力と経営管理能力を養います。資金調達から、法令等の知識の活用、独創的な特色あるコースの創設など、幅広い分野を網羅し、国際的な視野からも、専門的知識、実践的な技能を身につけ、学校運営をリードする人材育成を支援します。
講師
高見 茂 教授

- 京都大学大学院前教育学研究科長・教育学部長
- 京都大学白眉センター・学際融合教育研究推進センター特任教授
関連用語
「職業実践力育成プログラム」について
「職業実践力育成プログラム(BP: Brush up Program for professional)」は、文部科学大臣が認定した、大学等における社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラムです。大学・大学院・短期大学・高等専門学校において、プログラムの受講を通じて社会人の職業に必要な能力の向上を図る機会の拡大を目的としています。
お客さまの課題
京都大学の教育学部長である高見茂教授より、『ICT教育の活用が叫ばれる中、まだまだeラーニングを活用しきれていない大学、導入が進んでいない大学が散見される』とのご相談を受けました。
各大学にその価値や利用方法を伝えるにあたり、以下の選定基準を満たしたeラーニングソリューションをお探しでした。
- 誰でも簡単にeラーニング教材が作れること。
- 特別なプラグインやソフトウェアのインストールが不要であること。
- 大規模運用のための管理機能が充実していること。
- クラウド型、かつセキュリティーが堅牢で、最新テクノロジーが採用されていること。
- 開発元が信頼できるベンダーで、大企業・大型官公庁での導入・運用実績が豊富なこと。
導入ソリューション
課題を解決するため、下記のサービスを導入しました。
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学習管理システム 「学び~と」
選定基準をすべて満たすうえに、デザイン性と操作性が高いことをご評価いただき導入となりました。

導入効果
関西20大学以上の経営層・管理職等のみなさまに「学び~と」を利用したeラーニングの知見を伝え、課題を達成したうえでの振り返りを行うことができました。
eラーニングにまったく触れたことがなかった参加者や、具体的なイメージを持っていなかった関係者からも「大変分かりやすかった」と好評を得ることができました。

今後の展開
文科省が唱える「教育のICT化」に対し、大学運営の観点から見たとき、どういったテーマをもって取り組み、より改善していくかをもっと掘り下げていきたいと考えています。
eラーニングソリューションの活用に関しても、実践的で分かりやすい講座として今後も実施したい考えです。